こんにちは、腸の健康アドバイザーsayuriです。
今の中学生の子供たちが、栄養失調の危険にさらされている!って知ってますか?
実は私もビックリしたんよね!新型栄養失調って言うらしいよ。
ちょっと、驚きですね!
昔ならまだしも、飽食の時代の日本で栄養が不足している?
それも3食しっかり食べていても、栄養が不足している新型栄養失調の人が急増しています。
特に中学生の年齢が要注意ですよ!
中学生で急増中!新型栄養失調ってなに?
どこにいても食べ物が手に入るこの時代に、栄養失調になっている子供たちがいると聞くと、少しショックですね。
でも、どう考えてもおかしいと思いません?
色々と調べてみると現在の栄養失調は、昔のように食べ物が不足しているために起こっているものではなさそうです。
新型栄養失調の原因は、偏った食生活によるもの!
この図は、小学生の栄養摂取率を表したものです。

小学生の場合でも15項目の栄養素のうち7項目が不足しているのが分かりますよね。
では、小学生と中学生を比較してみましょう。

中学生になると、なんと15項目の栄養素のうち12項目が不足してしまっています。
栄養というものは、全てバランスよく摂取することではじめて栄養となります。
1つでも栄養素が不足していると、全ての栄養効果がなくなってしまいます。
今の中学生で問題になっている栄養失調は、栄養のバランスの偏りによるものなんやね。
なんとか栄養バランスを整えるようにしないと、大変なことになっていますね。
日本人が不足している栄養素ベスト3
成人でも栄養バランスって崩れてる気がするけどな~
では、日本人の栄養摂取率を見てみましょう。

近年、健康ブームにより健康意識の高い人が増え、3度の食事をバランスよく摂取する傾向にあります。
でも現実は、21項目の栄養素中12項目が不足してしまっています。
そうかなぁ~!って思ってたけど、こんなに不足している栄養素があるんですね。
日本人が不足している栄養素1位は、ビタミンA
ビタミンAは、細胞組織が新しく生まれ変わるのを助ける役目を果たしています。
ビタミンAが不足すると、免疫力が低下し風邪をひきやすくなったり、体調を崩しやすくなってしまいますよね。
また、アメリカ・コーネル大学の研究によると、ビタミンA不足は糖尿病になるリスクが高まると発表されています。
ビタミンAを多く含む食品とは
- うなぎ
- 鶏肉
- にんじん etc…
にんじんについては、食べ方によってビタミンAの吸収率が変わってきます。
ビタミンAの吸収率を、食べ方毎に比較してみると
- 生 約8%
- 煮る 約30%
- 油炒め 約70%
と油で炒めて食べることで、ビタミンAの吸収率が高くなるんですよ!
日本人が不足している栄養素2位は、カルシウム
カルシウムというと、骨を連想しますが、心臓を動かすために必要な栄養素で人間にとって重要な栄養素と言えます。
カルシウムを多く含む食品とは
- 牛乳
- 胡麻
- 木綿豆腐 etc…
ほうれん草なども、カルシウムが多く含まれる食品ですが、食べ方でカルシウムの吸収の妨げとなってしまいます。
例えば、ほうれん草とベーコンを一緒に炒めることがありますが、ベーコンに含まれるリン酸塩によってカルシウムの吸収が妨げられてしまいます。
ほうれん草に含まれるカルシウムを、効率よく吸収させるためには、カルシウムの吸収を高めるビタミンDを含むかつお節と一緒に食べることで、吸収率を上げることができます。
日本人が不足している栄養素3位は、ビタミンB1
ビタミンB1が不足すると、日中に眠たくなったりしてしまい、学業や仕事に支障をきたしてしまいます。
ビタミンB1を多く含む食品とは
- 豚肉
- ピーナッツ
- たらこ etc…
ピーナッツなどは、手軽につまるので、おやつにおすすめです。
日本人の不足している3つの1日分の栄養素を補うおススメの食品
日本人が不足しがちな栄養トップ3全てを補うおススメの食品は「ひじき」です。
ひじきの煮物などは、栄養的にもベストなお料理で、煮物の中に入っている油揚げ(大豆食品)はカルシウムの吸収率をアップしますよ!
また、にんじんは体内でビタミンAに変わるカロテンが豊富です。
年齢別に取っておくべき栄養素をご紹介!
つぎに、年齢別に不足しがちな栄養素、取っておくべき栄養素についてご紹介します。
10代、20代が取っておくべき栄養とは
- カルシウム
- 鉄
これらは、若い年齢層の方に不足しがちな栄養素です。
鉄は、貧血予防効果。
また、将来の骨粗しょう症予防にためにもカルシウムを意識して摂取するようにしましょう。
簡単にカルシウムと鉄分を摂取できるお手軽ドリンク「緑茶豆乳オレ」
緑茶豆乳オレのレシピ
・ 牛乳 100cc
・ 豆乳 100cc
・ 緑茶(粉末) 大1
作り方は簡単!材料を混ぜるだけ!これなら、お手軽に作れそうでしょ?
牛乳にはカルシウムが、豆乳には鉄分、緑茶のビタミンKは、カルシウムの骨への沈着率を高める効果があります。
30代、40代が取っておくべき栄養とは
30代、特に40代になると、免疫力が急速に低下する世代になってきます。
免疫力を高めるために抗酸化成分を多く含む食品を摂取しましょう。
- ビタミンC
- ビタミンE
- βカロチン
- ポリフェノール etc…
簡単に抗酸化成分を摂取できるお手軽スイーツ「ドライフルーツのヨーグルト漬け」
ドライフルーツのヨーグルト漬け
- プレーンヨーグルト
- ドライフルーツ(あんず・マンゴー・ぶどう)
作り方は簡単!
ドライフルーツを小さく切って、ヨーグルトを混ぜて半日ほど漬けておくだけ!
半日漬けておくことで、ヨーグルトの水分を吸って、ドライフルーツがふっくらと柔らかくなり、ヨーグルトは水分を取られるので、なめらかなクリーム状になり、とても美味しくなります。
ヨーグルトに含まれるビタミンB6は、果物の栄養分の吸収率を高める効果があります。
ドライフルーツは生のフルーツよりも栄養が凝縮されているんですね。
ドライマンゴーはビタミンE、ドライあんずはβカロチン、干しぶどうはポリフェノールが豊富に含まれています。
これなら、たくさんの抗酸化成分を含む食品を一度に取ることができますね。
また、最近ではヨーグルトには免疫力を活性化させる効果があることも分かってきました。
50代以上が取っておくべき栄養とは
50代以上になると、免疫力を高める食生活を意識することが重要になります。
免疫細胞の約70%は腸内にいるので、腸内環境を改善する食事を心掛けましょう。
トロトロネバネバ納豆のレシピ

- 納豆
- メカブ
- キムチ
作り方は簡単!材料を混ぜるだけ!
これは、実際につくったものです。
納豆には納豆菌、メカブには食物繊維、キムチには乳酸菌が多く含まれています。
食物繊維や乳酸菌、納豆菌などは腸内環境を改善させ白血球を活性化させる効果あり!
白血球が活性化すると免疫力を高めることにつながりますよ。
まとめ
今問題になっている子供たちの栄養状態。
今の時代に栄養失調の子供たちが急増しているのは、真剣に考えるべきことですね。
コンビニなどのお弁当や、ファーストフードなどが子供たちの食事になっていませんか?
栄養バランスをしっかり考えた食生活が、強いからだを作っていきます。
私も、気をつけたいと思います。
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